いくら頑張っても自然には逆らえない
3/3(土)、読谷で塾のバイト。普通に楽しい!
行くまではちょっとしんどいけど、着いたら楽しい。なんだろう、何が楽しいか分からないけど楽しい。
最近は子供達の英語力が伸びてるのが実感できる。普通に嬉しい(^^)
まあ、前置きはいいとして。
土曜日は雨が凄かった。前が見えないほどだった。大浦では「うわー雨だ〜」という感じだったが、中部に行けば行くほどヒドイ。
そして帰り。
金武町を通っていた時に、この前まで田植えほやほやだった田んぼが、
冠水。
(あっちゃー、、、大変なってる。めっちゃ可愛そう…。)
ーと思っていたが、3秒後。何か大切なことを思い出した。
うちらも田んぼやってるじゃん!
嘉陽の田んぼ経験者のあのさんに連絡。
私「あのさん、嘉陽の田んぼって洪水しますか?」
あ「場合によっては冠水する!」
やべぇ。
月〜金まで学校の仕事。金曜日はそのあとすぐに別で仕事。その流れで土曜日は塾。帰ってちょっと休憩して近所のお店の三周年イベントのお手伝いをする予定だったが、
田んぼに行くしかない。
私「金武町の田んぼ、冠水してました。これから田んぼチェックしてきます。」
自然には、逆らえない。自然が晴れたいと思ったら晴れるし、嵐にしたいと思ったら嵐になる。そんな中で私たちはお米を育てている。
そんな中で、私たちは暮らしている。そんな中で自然栽培をこれから始める。
人間は色んなものをコントロールしたがる。従業員、パートナー、会社、子供、食べ物、生き物、色んなものをコントロールしたがる。自然もコントロールしたいと思っているが、
自然は多分、コントロール出来ない。コントロールしたように見えてもどこかで必ず返ってくる。論理抜きでとてもバランス良く出来ているから、人間が少しいじってしまうと、どこかでバランスが崩れて支障が出る。そして支障を出すことによって、バランスを保つ。
そんなこんな考えながら田んぼに着いた。着いた瞬間だった。
雨が上がった。
すごいなーと思いながら田んぼに向かうと、冠水していなかった。最大の危機は免れたが、苗床を確認しに行くと、苗床は冠水していた。
応急処置のスタート。田んぼの水の調整はしたことがなかったけど、直感に従った。
まずは、入ってくる水を止める。
これで一旦水は入らなくなるので、出て行くだけだ。次は、出て行く水を増やすために、出口を増やす。水の出口を探すところから始めた。
あった。水管がT字になっているが、上に上がっていて水が出てない。
出口が一箇所から二箇所になった。これで応急処置は終わろうと思ったが、別あらゆる入り口、あらゆる出口を探した。結局無かったので、そのまま、水の出る量を多くして終わった。
これでどんどん水が抜けていき、苗床も浸水を免れたころ。
入ってくる水を止めたままだと、別の所で冠水してしまうのと、抜けすぎてカラカラになってもダメなので、せき止めていた水の入り口 を再度オープンし、一時大量に水が入って来たが、難なく流れ、安定。
ちょっとダメージはあったものの、80%は守ることが出来た。
いくら頑張っても自然には逆らえない。でも、自然と共存しながら知恵を活かすことは出来ると思った。
コンクリートで埋めるとか、山を削るとか、防波堤を作るとか、それも一つの知恵だが、そういうことじゃなくて、自然と共存しながら知恵を絞ること大切だと思った。これからもそういう実践をどんどんしていきたい。
帰り、太陽が出てきて見せた景色は地球が「お疲れ様」と言っているようだった。
そして大浦に帰ると、大雨からの湿気?でめっちゃ綺麗な霧が家の前に。
そして今朝は天国。
自然は、時には猛威を振るうが、時には、美しさで包んでくれる。
今日は久しぶりの休日だった。確定申告をパパッと終わらせたら、なんと、最後の最後、年末調整を紛失しているじゃないか。
田植えのイベントは、3/10→3/24(土)になりました!現在の参加者11名のうち9名が海外の方です!インターナショナルになるのは間違いなし。
↓イベントページです
https://www.facebook.com/events/1326143520820780/