生きてますよここ東海岸

沖縄で田舎暮らしをする若者の非日常会話

教えてください、やんばるの神さま。

りなです!

 

今日は、勤務先の学校が中学生の卒業式だった。小学生の頃から、式は好きじゃない。座ってるだけでとても退屈。

 

でも今日は初めて「素敵だな〜」と思えた。

 

式が進み、色んな方が祝辞を読み上げる。内容は中々頭に入って来ないが、自分自身の中学校の卒業式にタイムスリップしていた。私が中学校の卒業式で感じたこと。それは、

 

「あー、私はやっと9年間の“義務教育”と言う名の国民としての義務を果たした。やっと終わりだ」

 

それから9年後。まさか、ここ、名護市で“職員”の立場として中学の卒業式を見届けるとは思ってもみなかった。

 

9年間の義務教育。小一〜中三までの期間と同じ期間を、中学を卒業してから過ごしている。

 

自分は成長しているのだろうか。そういうことばかりを考えていた。中学を卒業してから過ごしてきた9年間。とても濃ゆくて、とても波乱万丈で、方向性も定かではなく、自由だった。

 

それでもなお定職についてない。だし、自分が極めたい分野も「私はそれです!」というのも決まってない。私が過ごしてきた9年間は無意味なのだろうか。今までの9年間は、意味はあったのだろうか。昨日、実家に行って父親とも話してた。

 

「もう24歳なのにやりたい仕事、伸ばしたい能力がなく仕事を転々と変えてるのはちょっと、将来考えた方がいいよ。」

 

そんなの知ってる。知ってる上での行動を取っている。それでも、自信はなくなる。今やっていることが世の中の流れとは逆向きだから、怖い。今まではなとなくその通り同じ流れだった。会社の社長さんと食事に行ったり、セミナーやワークショップに顔を出したり。それが悪いことではないれど、その裏で起こっていることを知らずに過ごし、それを知ってしまった今、前のように偏った生活が出来なくなった。金持ちになりたいわけではいけど、小金持ちにはなりたい。月収50万は確実に欲しい。そうするとやりたいことが出来る。

 

でもその50万円は、持続可能の50万円でありたい。最後の最後までとことんこだわって50万円を稼ぎたい。

 

そんなことを考えながら式は進み、一番好きな「歌」を歌い終え、卒業式は無事終了した。

 

すると、近くの机の先生から、

 

「りな先生、テニスやる?」

 

と。これもまたなん年ぶりだと思いながら誘いに乗り、2、3年ぶりのテニス。コートはデコボコでボールはまともに跳ねない。私のラケットのグリップはボロボロで、スレて手に豆が出来て痛い。

 

それ以上に楽しかった。だから1時間ぐらい続けられた。意外にサーブも打てて、ショットも普通に入る。

 

楽しいテニスを終え、家に戻るなり、「私は多分、空が明るい時に活動したくて、夜はゆっくりしたいんだろうな〜」と思った瞬間。

 

畑に行きたい!畑に行こう。

 

畑に、行こう。耕そう。ちょっとだけど、微力だけど、無力ではない。スコップを持って、約1000坪の畑に向かった。

 

そこで見た光景に、涙が出そうだった。

 

教えてください、やんばるの神さま。私の歩んでいる道は、これでいいのですか?

 

ブログがちょっと長すぎる気がするので、続きは、「教えてください、やんばるの神さま。2」を書きたいと思います。

 

また後ほど。

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